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コーネル・テックが発足

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マンハッタン島とクイーンズ地区の間のイースト川に浮かぶ全長約3kmの小さな島、ルーズベルト島。ここにニューヨークの地域活性事業として2011年にアイビー・リーグのコーネル大学とイスラエル工科大学の共同事業でコーネル・テックが発足しました。ここにはMBA、コンピューター・サイエンス、エンジニアリングの学科があります。将来的にはUSドルで$23billionの経済効果と雇用を生み出すことを見込んでいるそうです。キャンパス内にはブルームバーグ・センター、タタ・イノベーション・センターがあるほか、現在、ホテルも建設中です。島には桜並木もあり、春先には桜祭りも開かれます。(Photo by Kaoru)






焼酎大使 スティーブン・ライマンさんの講演

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3月10日ニューヨークのジャパン・ソサエティで、焼酎大使の異名を持つ米国人のスティーブン・ライマンさんが、「日本のアルコール飲料の伝統- Japan’s Alcohol Traditions: Sake, Shochu, Whisky & More」の講演を行いました。大陸から日本にアルコールが伝わった歴史を紐解きながら、薩摩藩士で幕末に英国を経て米国に渡りワイン製造でカリフォルニアではワイン王と呼ばれた長沢鼎(かなえ)や、麦芽を使わずに麹でウイスキーを作る研究をした科学者・高峰譲吉、ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝など、日本のアルコールの歴史に関わる人物の偉業についてもスライドを交えて紹介しました。 講演後には共著書『The Complete Guide to Japanese Drinks: Sake, Shochu, Japanese Whisky, Beer, Wine, Cocktails and Other Beverages』の販売とサイン会、日本産ビールや日本酒のテイスティングもあり、約180人のニューヨーカーが参加し日本のアルコールを堪能しました。(Photo by Kaoru)






食材を余すところなく使い尽くす

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以前もお伝えしましたが、「おまかせメニュー」のメリットは、予約状況から推測して、材料の発注の量が計算できるため、食品のロスを少なくできることがあげられます。 一方、アラカルトでオーダーを取る一般的な寿司店では、いかに食材を上手く使い切るかで、利益を大きく左右します。つまり、食材の廃棄率を下げることが、利益率の高い店の鍵となあります。
マグロなどの大きな食材は、カマや骨の周りの部分を如何に再利用して商品化するなどの工夫が必要となりますが、そのような手間のかかる作業の割には、お客様から得る利益は少ないそうです。
そのようなデメリットをカバーする方法として、マンハッタンで最近見られる傾向は、高級店形式の本店と、まったくの別の名前で廉価な姉妹店をバランスよく運営するやり方がみられます。本店で使えない材料を、姉妹店で使い尽くす方式です。
SUGARFISH by sushi nozawaはマンハッタンに2店舗あり、客単価100ドルで寿司を楽しめる中間層を狙った、お客様の絶えない人気店です。 その姉妹店として、KAZUNORIという巻きずし専門店がノーホーエリアにあり、客単価30ドル以下で気楽に寿司を楽しめます。ランチ時には行列が出るほどの盛況ぶりであり、まさに一粒で二度おいしいビジネスを展開しているようです。





最近のOMAKSEブーム

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最近のOMAKASEブーム
「おまかせ」と言えばすぐに寿司を思い出しますが、最近のマンハッタンは、焼き鳥やしゃぶしゃぶなどのお店も、カウンター主体の「おまかせ」がオープンしています。
〇TORIEN292 Elizabeth Street,New York, NY1人$150 (税金、サービス料金別途) 〇Shabu Shabu Macoron61 Delancey St, New York NY1人$128 (税金、サービス料金別途)
お店からの「おまかせ」されるメリットとしては、予約状況から推測して、材料の発注の量が計算でき、食材のロスを少なくすることが可能となります。
また、お客様がカウンターをご利用される場合、お二人様でのご利用が多い為、一晩で二回転が見込めます。 合わせて、おまかせスタイルは、富裕層を取り込みやすい傾向にあり、かつリピーターとなる可能性も高くなります。
今後ますます「おまかせ」スタイルで、20席前後のお店の開店が見込まれると思います。









Bouley Test Kitchen

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Bouley Test Kitchen
ミシュラン星の有名フランス料理の店「Bouley Test Kitchen」で、2月10日新潟県の日本酒メーカー6社が「日本酒セミナー&フード・ペアリングレセプション」を行いました。参加したのは朝日酒造(㈱、吉乃川㈱、菊水酒造㈱、八海醸造㈱、石本酒造㈱、新潟第一酒造㈱で、19銘柄の日本酒を紹介しました。イベントは、非日本食レストランやバーへの新潟の日本酒の販路拡大が目的です。酒サムライのティモシー・サリバンさんが「日本の酒ナパバレー」と呼ばれる新潟の清酒を紹介する講演を行い、その後にフランス料理と日本酒のペアリングを提案しました。参加した新潟第一酒造の代表取締役社長・武田良則さんは「予想以上に良い反応があり米国でのビジネスに期待ができる」と話していました。レストラン関係者約80人が参加し、会は大盛況でした。(Photo by Kaoru)





最近のピータールーガー

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この秋のミシュランガイドにて、ニューヨークを代表するステーキハウスであるピーター・ルーガーの星がゼロとなり、話題となりました。
海外からの観光客が急激に増えたため、接客が雑になり、ステーキを出すタイミングも乱雑になったという評判もたっていた様です。もともとこのお店のファンは、細かいサービス等よりも、もっと伝統的な様々な魅力に惹かれているのだと思いますが、ニューヨーク一の人気店と言っても過言ではないこのお店です。どんどん来店客が増えれば、見えないところに支障が生じてきたのかもしれません。
1887年にピータールーガー氏が開業、その後1950年から店の前で金属加工業を営んでいたソル・フォーマン氏が店を買収。現在は、ブルックリンの本店に加え、ロングアイランドのグレートネックにもお店があります。
そして、いよいよ「ユニオンスクエア東京」「ロウリーズ・ザ・プライムリブ」を展開する「株式会社ワンダーテーブル」が日本でピーター・ルーガーを展開する予定です。 米国農務省(USDA)の格付けによる最上級のプライムビーフを日本に送り、店舗で独自のドライエージングを施し熟成させる手法をとる予定とのことです。
NYの老舗ステーキハウスが、次々と日本に上陸しますが、それはそれで楽しみですね!




ニューヨークのタピオカブーム

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日本中を大いに湧かせたラグビー日本代表の勇気ある挑戦も終わり、 週末の楽しみが一つ減ってしまった事はとても残念ですが、 未来に向けて、大きな可能性を残してくれたと思います。
ニューヨークでは、「今年こそ狙える・・」と誰もが思っていたヤンキースが アストロズに劇的なさよならを喫してしまい、一気に紅葉が深まったように思います・・・
さて、本日は「タピオカ」の話題をお届けします。
ニューヨークのタピオカブーム
マンハッタンのチャイナタウンには、数十件のタピオカドリンクのショップが存在し、フルーツ系や紅茶系や抹茶系などバラエティーに富んでいます。 アメリカでは、タピオカミルクティーのことを、バブルティ―(Bubble Tea)と呼び 数年前から台湾系のチェーン店が急増しています。
もともと1980年代からチャイナタウンに出店していましたが、この10年で急激に出店が加速しました。 タピオカはキャッサバの根茎から製造したデンプンを丸く固めたものであるため、プルプルとした食感であり、それが人気のもととなっている様です。 一般的に、白人はChewy (グニャとした食感)な食べ物は苦手とされており、団子や大福、わらび餅などは、いまだに敬遠される事が多いですが、 このバブルティ―ブームにより、タピオカのChewyに病みつきになる白人層が増えれば、日本の伝統食である餅にも大きなブームが来る可能性があると思います。
写真は、日本にも出店している「The Alley」です。NYには現在1店舗ですが、比較的若い女性客が主体のお店の中で、同店は私ぐらいの年代(50代)でも入りやすい雰囲気の店作りをしています。 店内に人気ランキングを掲げ、初めての来店客でもオーダーがしやすく、 また、実際にその味もかなり美味しかったです。 今後の店舗展開も楽しみです。